経験談「帯状疱疹」の症状と経過

日記
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「帯状疱疹」にかかった時の体験談

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。


体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。


症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。

通常、皮膚症状に先行して痛みが生じます。その後皮膚症状が現れると、ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。


多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛みが続くことがあり、これは「帯状疱疹後神経痛(PHN)ピーエイチエヌ」と呼ばれ、最も頻度の高い合併症です。


また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。

詳しくは帯状疱疹予防.jpをご覧下さい。

帯状疱疹とわかるまで

ちなみに自分の帯状疱疹が出た場所は顔面でした。

顔面での部位は三叉神経の耳から下あご部分にかけて症状がでました。

みなさんが少しでも帯状疱疹かも?やこの症状は何だろう?と思った時の参考になる事を願い、私の帯状疱疹とわかるまでの症状の経過を書いていきます。

  1. 1日目~2日目「耳の裏に違和感を覚える(ニキビが出来た時と同じような感覚)」
  2. 3日目~4日目「あごの半分が麻痺した様な感覚になる(本当になんとなく)」
  3. 5日目~6日目「舌の半分が麻痺し始める(この辺で病気では?と思い始める)」
  4. 7日目「食事をした後に汗が顔の半分しか出ていない事に気付く(病気と確信する)」
  5. 8日目「病気の検索をして帯状疱疹かもと疑う」
  6. 9日目「頬にうっすら赤い斑点が出てくる(帯状疱疹確定!!と思い病院に行く事を決意)」
  7. 10日目「午前中に帯状疱疹の診断を受ける、受診後には急に赤いブツブツが沢山出てくる。」

最初の症状が出た時はハッキリしたものが無く何となく違和感がある程度でした。

顎の麻痺は指で押してみると感覚があるような・・・無いような・・・くらいで、次に舌に麻痺が出てきた事で「もしや病気では?」と思い始めていましたが時間が経てば直るだろうと思う程度でした。

発症したのが2月と寒い時期でしたので、たまたま外仕事もあり体を温めるために辛い食事をとったので、汗をかき「顔の半分だけ発汗している」事に気付き、体の異変に確信を持てました。

ただ、何科を受診したらいいのか分からなかったので、ネットで調べていると「帯状疱疹」に行きつきました。次の日には赤い斑点も出てきたので確信をもって皮膚科を受診しました。

症状と顔の斑点を見た時点で「帯状疱疹ですね!」と診断いただきました。

直るまでの症状

病院で診断を受けてからの治療中の経過です。

  1. 11日目~14日目「発熱する(38.5℃くらい)悪寒がすごい、ブツブツは赤いまま」
  2. 15日目~20日目「体調は悪いが出社する(顔のブツブツは白くなってきた)」
  3. 21日目~30日目「発症部位に物が当たると神経痛のような不快な感じになる(ブツブツがかさぶたになってくる)
  4. 31日目~40日目「神経痛は継続(ブツブツは少し消えてきた)」
  5. 41日目~50日目「神経痛は継続している、顔半分に軽い麻痺が出てくる(ブツブツは無くなり、痣のようになる)」
  6. 51日目~60日目「神経痛は軽くなる、顔の麻痺は継続(痣がうすくなってくる)」
  7. 70日目~80日目「神経痛は無くなった、顔面麻痺は継続(痣がなくなってきた)」
  8. 80日目~90日目「顔面麻痺がかるくなる(痣は無くなった)」
  9. 90日目~120日(現在)「ほんの少し麻痺が出たところに違和感が残っている」

まず一番最初に辛かったのが発熱した時の悪寒がとても酷かったです。

風邪の時と違い布団から出た瞬間にものすごい悪寒に襲われるため、布団をかぶると直ぐに熱くなり、どかすと悪寒に・・・と体温調節が全くできませんでした。自分は4日間寝っぱなしでした。

お医者さんからはお風呂も控えるように言われていたので汗と塗り薬やらで布団はベトベトで不快・悪寒で不快とほんとに辛かったです。

次の症状は患部の神経痛でした。ネットにのっているような痛みの症状はなかったのですが、神経を逆なでされたような不快感がすごく、コロナウイルス対策のマスクが本当に辛かったです。

神経痛の不快感と戦っている途中に、今度は顔の麻痺が出てきました。

最初は唇の感覚がうすい?くらいでしたが、次の日には歯医者で麻酔を打ったような感じで口を閉じる事ができずに飲み物がこぼれてしまう状態でした。

他には瞼をちゃんと閉じる事ができず、目が半開きになるので目が乾燥してしまいました。

このころには、見た目は治っているので職場では、

上司
上司

もう病気治ったの?

いちきゅっぱ
いちきゅっぱ

いや、まだ神経痛でマスク辛いんですよね・・・

上司
上司

神経痛?大変やね

いちきゅっぱ
いちきゅっぱ

麻痺で口から飲み物だだ漏れしてます!

上司
上司

バカウケーーー!!

と神経痛は心配してくれましたが麻痺はみんな笑ってました・・・

当時は治るか分からなかったので「おいおい、治らなかったら笑えん」と思っていながら説明していました。

現在は「本当の本当にほんの少し」違和感が残る事と、なぜか耳付近にニキビが出来やすくなった様な気がしますが通常通りの生活に戻りました。

感覚値でいうと95%回復ですね。

治療方法

自分の場合は処方された薬のみで治療を行いました。

治療としては早期発見の抗生物質を早めに飲むのが一番効果的とのことでした。

顔のブツブツには炎症止めと痛み止めの塗布薬を使用しました。

周囲の人にもうつさない為にもカーゼを張るといいでしょう。

麻痺や神経痛にはビタミン剤?を飲むしかなさそうでした。時が解決してくれるのを待ちましょう。

まぁ、お医者さんの言う事を信じて気長に治療する事です。

さいごに

自分の場合は比較的早期発見する事ができ、直ぐに病院にも行けたので、ネットで見るような「夜も寝られない程の激痛」に襲われる事もなく、「後遺症が残るような麻痺」もない、比較的軽い症状ですごせたのかもしれません。

また、いちきゅっぱ家ではまだ長男が水痘にかかっていない為、うつる心配をしていましたが全然平気そうでした。

水痘にかかっていない大人にもうつる為、なるべく「ブツブツ」がキレイに無くなるまでは他の人とは接触しないようにしましょう。

少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

ご意見・ご感想はコメントよりお願いします。

バイバイまたねー✋

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