電線・ケーブルの低減率

施工
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多条敷設の場合の低減率

電線・ケーブルの低減率とは

電線やケーブルを多条敷設する場合はケーブルどうしが密に接触するために放熱性能が下がり許容電流も少なくなってしまいます。

低減率下記の表を参考にして下さい。

ケーブルラックでの配線で2段積みを行った場合は許容電流が0.7~0.5倍まで下がってしまいます。

幹線ケーブルの場合は低減率の補正をかけた分ケーブルサイズをアップしていては費用がかかってしまいます。

素直にケーブルラックを2段敷設する方が賢明だと思います。

さいごに

ケーブル配線設計の時にケーブル個別の許容電流や電圧降下は基本として、おさえているでしょう。

しかし、周囲温度やケーブルの多条敷設による低減率まで考慮している方は少ないのではないでしょうか?

1段積みの場合でもケーブルどうしを密に配線すると許容電流が0.7倍まで下がってしまいます。

頭の隅にでもいいので覚えておいて

沢山ケーブルを並べる時は低減率ってあったな!

と、思い出して施工品質をあげていきましょう。

みなさんの少しでも参考になれば幸いです。

ご意見・ご感想はコメントよりお願いします。

バイバイまたねー✋

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