ウサギとカメはなぜ「かけっこ」をしたのか
以下加藤諦三さんの幸福論から引用です。
また、自分が受けた主観で話していきますので悪しからず。
ウサギはなぜカメに勝負をしかけたのか?
みなさんがご存じの通りカメは走る事ができません。
「かけっこ」をしてもウサギに勝てるはずがありません。
なら、なぜウサギはカメと戦うことにしたのでしょうか?勝つのは目に見えていますよね?
普通に考えるとウサギはウサギと戦うべきです。
ですが、このウサギは周りの仲間と上手く立ち回る事ができなかった為に、他の者と関係をもとうとしています。
また、劣等感がある人はかかえている問題に自分で直面せずに他人とかかわる事で問題を解決しようとします。
本当は仲間と仲良くできない自分に少なからず原因があるはずです。しかし、その原因(問題)と向かい合う事ができずに見て見ぬふりをしています。
仲間のウサギと仲良くできない事に蓋をして、自分の劣等感を埋めるために他人に絡みに行った結果「カメとかけっこ」をする事になり
そして他人を貶めて自分が救われる為に「なぜそんなに遅いのか??」と当たり前の事を聞くのです。
カメはなぜ勝負をうけたのか?
ウサギと同じ様になぜカメも勝負をする事にしたのでしょうか?
それはカメは自己不在だからです。
自分はカメだから「遅くて当たり前」勝負にならないよ!と伝えればよかったはずです。
ウサギに「なぜそんなに遅いのか?」と聞かれれば、自分は君と違って海に潜れますよ!と返答する事も出来たのです。
カメは自己がない為に自分の足の遅さも受け入れられず、自分の長所にも気づけていないのです。
さいごに
私の職場にも同じような人がいます。
どんくさい若手、失敗した部下を見つけては「ちょっかい」を出しに行き、気に入らない返答だと怒りだす様な人です。結果、皆から敬遠されてしまいます。
本人は嫌われている事に自分の認識では気付いていないのでしょう。しかし、無意識では気が付いているはずです。
自分の自信の無さの原因と直面せずに「弱い立場の者」を見つけては絡み、怒る事で優越感を得て自分の劣等感を埋めているのです。
みなさんの周りにもウサギやカメの様な人はいませんか?もしかしたら自分自身がそうなのかもしれません・・・
興味のある人はyoutubeに加藤諦三さんの話ありますので聞いてみて下さい。
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バイバイまたねー✋
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